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会長の部屋

活動日記

随想録

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2019年01月19日

地域共生社会フォーラム

1月19日、宇部市と本会共催で『地域共生社会を考える市民フォーラム』を開催しました。テーマは"ともに助けあう地域をつくろう!"で、前半は北九州市の奥田先生が講演され、後半は地域の方々が登壇されました。提言者として高齢者介護者および障害者の立場からお二人がお話しされ、それに答える形で支援者の立場の方々4人がそれぞれの取り組みと合わせて発言がありました。市内の各地域で色々な立場の方々がお話しされ、来場者の方々に知っていただける良い機会だったと思います。

前半の講演は『助けてと言える社会へ ~伴走型支援で共に生きる地域をつくる~』というものでした。ホームレス支援からスタートした奥田先生の30年に亘る貴重な経験談を随所に交えたお話であり、「うんうん」と頷いたり、「えっ?そうなんだ」と体を前のめりにしたりと、あっという間の90分でした。たくさんのキーワードがありました。「家族の社会化」「社会的相続」「問題解決型支援⇒伴奏型支援」「弱さを前提とする社会」等々、まだ消化しきれてはいませんが心に響くお話でした。

本会も事業の選択と集中を行い、為すべきことを明確にし、市民の方々からしっかりと認知していただき、必要とされるレベルの向上を目指して歩みを進めて行かねばなりません。そのためには地域へのアウトリーチを深め、繋ぐ・繋がるをキーワードに、これからも市内の色々な団体や人達と連携を図ってゆく必要を改めて感じています。このフォーラムで教えていただきましたことを胸に、為すべきことに注力して行ければと思っています。

有田 信二郎