福祉委員活動
福祉委員は、宇部市社会福祉協議会が実施する地域福祉事業の一つとして位置づけ、現在宇部市内において約920名が福祉委員として宇部市社会福祉協議会と各校区地区社会福祉協議会の連名による委嘱を受け活動をしています。
福祉委員は、地域住民と共に福祉のまちづくりを推進することを目的に、校区・地区社会福祉協議会、自治会長、民生児童委員等と協力して、次のような活動を行います。
- 担当地域の福祉ニーズ(福祉問題)の把握
訪問活動や日常の生活の中で、自らの目で「視」、耳で「聴く」こと、また自治会、町内会での集会などで「生の声」を聴くことなどによって、地域内の状況や福祉問題等を把握する活動があります。 例えば、自分の地域の中に
- 話し相手がいない独居高齢者
- 入浴・食事に困っている人
- 公共施設などで入口にスロープのない建物
- 子供の遊び場で危険な場所
- 介護に困っている人
- 子育てで悩んでいる母親
- 外出を希望している障害者や寝たきりの人
などがいないか改めて自分の住む地域を見渡してみることが福祉委員活動の第一歩です。
- 福祉ニーズを抱えている人への見守り訪問活動
独居高齢者や障害者(児)、母子・父子家庭など、日常的に支援を必要とする人が、住み慣れた地域で安心した生活ができるように見守り支援体制(ネットワーク活動)を校区・地区社会福祉協議会が中心となり、実践していますが、福祉委員はその体制の要となる見守り訪問活動を実践します。活動を実践するにあたっては、相手への深い理解と、相手の人格を常に尊重することが必要であり、対象者との信頼関係が何よりも大切になります。したがって活動上知りえた秘密(プライバシー)を口外したり、活動の中で約束したことは必ず果たすなど、責任ある活動が必要です。
- 民生児童委員など福祉関係者への連絡と協働
把握した福祉ニーズなどについては、民生児童委員などの関係者に定期的あるいは随時連絡することが必要です。このことは、福祉問題を抱えている人について関係者が連携して、総合的な援助活動を行うために大変重要なことです。特に複雑な福祉問題等については、一人で決して抱え込まず、関係者に相談しながら協働して解決していくことが必要です。
- 社会福祉協議会事業への協力
日常的な見守り訪問活動に合わせて、校区・地区社会福祉協議会が行う「ふれあい いきいきサロン」等の諸事業や行事への参加・協力を行うことも必要です。
こうした、諸行事への参加・協力を通して、自分の住む地域の社会資源(施設や人、サービス等)を把握し、相手への情報提供につなげるとともに、関係者同士の情報交換等も行うことができます。
社会福祉法人宇部市社会福祉協議会
小地区福祉委員設置要綱
- 目的
住民主体による社会福祉協議会基本要綱により、住民参加による地域福祉活動の展開を図るため、小地域における地域福祉活動のリーダーとして福祉委員を置くことにより小地域の福祉増進に資する。
- 福祉委員の性格
福祉委員は、地域住民と共に福祉のまちづくりを推進するため、民生児童委員と協力して次のことを行う。
- 担当地域の現状把握と住民の福祉ニーズ(福祉問題)を正確にとらえ、地域福祉の増進に努める。
- 担当地域における福祉ネットワークづくり(住民相互の助け合い活動)に努める。
- その他、地域福祉活動に必要とされる事業への参加・協力。
- 地域のボランティアとして、無報酬とする。
- 福祉委員の推薦方法
福祉委員は、社会福祉に関心があり熱意と理解のある住民の中から、自治会長、民生児童委員の協議により推薦し、市社協会長、校区社協会長がこれを委嘱する。
- 任期
- 福祉委員の任期は3年とする。ただし、再任を妨げない。
- 補欠により就任した福祉委員の任期は、前任者の残任期間とする。
- 選出基準
福祉委員の選出基準数は、自治会に1人以上とする。
- 附則
- この要綱は、平成5年4月1日から施行する。










