会長の部屋(活動日記) - 宇部市社会福祉協議会:音声読み上げ対応ページ

この度、総理大臣表彰の栄に浴することができました。 式典は12月5日に、主催者である安倍総理大臣の出席のもと執り行われました。また、皇太子および妃殿下もご臨席賜り、大変光栄なひと時でした。障害者関係功労者表彰の受賞者は個人22名と4団体で、それぞれの分野で頑張って来られた方々の中に私も入っていること、夢のようでした。この式典で、とても印象に残っている一コマがあります。最優秀作文を小学2年の女の子が読み終えた時のことです。障がいのある自分の弟について書いたもので、「ゆうちゃん(弟の名)、大好きだよ!」で締めくくられた作文発表の後、皇太子と妃殿下が退場される際に妃殿下が目頭をそっと拭かれているように見えました。見間違えたのかも知れませんが、私には感動的な一瞬でした。
私が障がい者雇用に関わり始めたのは、2000年にリベルタス興産(宇部興産㈱の特例子会社)に異動してからのことです。それまでは、重度障がいのある息子を通じて知的や自閉症という狭い範囲での知識や関わりはありましたが、今から思えばかなり偏っていたなと感じます。リベルタス興産の2代目社長の社内公募に自ら手を上げ、2016年6月末まで「障がいの有無にかかわらず、誰もが自分らしく働き・暮らす」が実現できるよう、私なりに頑張ってきた結果がこのように大きく評価されたことは、嬉しい限りです。
私の周りにはたくさんの人達がいます。リベルタス興産の社員たち、地域で頑張っている行政や関係機関の方々、学校の先生方等々、そして、何より"自分らしく活きる"を実践している当事者の人達。これら多くの人達との繋がりが、私をここまで導いてくれたのだなと大変感謝しています。宇部市には本当に多くの"すごい人"がいます。お医者さん、行政の方、支援事業所の方、教育機関の方、企業の方、地域住民、当事者および保護者の方々等々、これらの人達が顔の見える本当のネットワークの中で動いています。素晴らしい地域です。
私は、今年6月から宇部市社会福祉協議会の会長に就任しましたので、これまで培ってきたものを繋げて行ければと願っています。『誰もが自分らしく暮らせる』をキーワードに、より良い地域福祉に向かって職員たちと共に進んで行きます。
2017年12月8日 有田信二郎

12月16日(土)、本会主催の『くすのき★コンサート』を開催しました。会場は楠総合センター内にあるルネッサンスホール、とても素晴らしいホールです。もっともっと多くの方々に活用していただけたら、そしてそれに値する会場だと思っています。
コンサートですが、3つの団体が音を楽しむひと時を提供してくれました。最初のステージは、「野ばらの会と仲間たち」です。澄きとおる声が会場いっぱいに響き渡り、童謡やクリスマスソングを披露いただきました。仲間たちの一人目は、歌手顔負けの玄人肌で演歌を歌われ、真っ白な衣装(スーツ)で会場後ろから登場されるという素晴らしい演出でした。もう一つは「さてと会」、知的障がいのある人たちで構成されるグループで手話歌や楽しい踊りで会場に笑顔を提供してくれました。
次のステージは、女子中学生のギター弾語りで始まり、その後、素晴らしいギタリストを中心としたバンド演奏。すべてオリジナル曲という正にミュージシャンの演奏を聴くことができました。
最後は、冬の季節には???なハワイアンバンド(私もメンバーの一人)。ですが、ゆったりとした心の癒しになっただろうと思っています。このバンドでは、クリスマスソングをやる予定だったのですが、ボーカルが体調不良で参加できず、その曲を演奏できなかったのが心残りです。何かの機会にその曲(山下達郎のクリスマスイブ)を披露できればと思っています。
このコンサートでは、本会職員たちが楽しい雰囲気作りに頑張ってくれ、会場は正にクリスマスの雰囲気いっぱいでした。改めて職員たちに感謝・感謝です。そして、上記のギタリストの方、機材の準備から音響全般を担当いただき、本当にありがたい事でした。
このような素晴らしいコンサートをもっともっと多くの方々に聴いていただければ、そして年の暮れのひと時を、音楽で楽しんでいただければと願っています。
今後とも、"楽しい"をキーワードに、地域の皆さんと共にあり続けたいと思っています。
2017年12月16日  有田信二郎