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山口大学医学部医学科で「聴覚障害者のコミュニケーション」の講師を担当しました!

2022/06/03

お知らせ

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5月31日(火)に山口大学医学部において、医学科1年生を対象とした「聴覚障害者のコミュニケーションについて」の授業が行なわれ、コミュニケーション支援室員が講師を務めました。

この授業は「医学入門」という授業の一環として行なわれ、今年で3回目を数えます。今回の受講者の医学科1年生は107人で、初めて手話を学ぶ学生も多かったようです。

はじめに、山口大学大学院医学系研究科医学教育学講座の白澤文吾教授から、医学生が手話を学習することの必要性のお話や、ご自身が聞こえない患者を治療されたときのエピソードの紹介があり、聴覚障がいの患者への接し方なども積極的に学んで欲しいといったあいさつがありました。

前半は聴覚障がいや聴覚障がい者、聴覚障がい者のコミュニケーションに関する概説を福祉の視点で説明し、後半は実際に手を動かしてもらい、あいさつや基本的な手話単語の表現、聴覚障がい者への接し方などを学習しました。

医学の教育現場で聴覚障がい者への理解が進み、医療機関で医師が直接、聴覚障がいの患者とコミュニケーションをとっていただけるようになれば、聴覚障がい者は安心して診察を受けられるようになります。そうした未来になることを心から願っています。

お問い合わせ

コミュニケーション支援室
TEL:0836-35-7608 FAX:0836-35-9093

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