会長の部屋 - 宇部市社会福祉協議会:音声読み上げ対応ページ

中東での紛争

先週末、イスラエルがイランを攻撃し大きな紛争になるのではとの報道がTVから流れてきた。今日現在も戦闘状態が続いており、ホルムズ海峡の封鎖をイランはちらつかせているようだ。この海峡は周知のとおり原油輸送の大動脈であり、日本にとっては原油輸入の8割くらいがここを通っているとのこと。このニュースを聞いてある風景が頭に浮かんだ。1980年に勃発したイラン・イラク戦争だ。当時私は対岸のアラブ首長国連邦(UAE)に赴任していて、毎日海岸線に沿った道路を車で通勤していた。ある日、見慣れていない大型タンカーが多数近づいていた。不思議な光景であったが昼頃になって対岸で戦争が勃発したとの情報が入ってきた。対岸での戦争で不安はあったが、帰国せずに仕事を無事完了したことが思い出として脳裏にある。現在起きているイスラエル・イランの紛争、大事にならずに終結して欲しいと願っている。 有田 信二郎