新年おめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げますと共に、旧年中は本会の諸事業に対しまして、深いご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
昨年4月から宇部市の第五次総合計画が始まり、今後10年間の市政の方向性が指し示されました。そして将来都市像として『ひとが輝き 交流ひろがる 私たちの宇部(まち)』という姿が掲げられています。これを福祉の視点で見ますと、宇部市に暮らす一人ひとりが自分らしく暮らせる町、そして人と人との間にある『心』が深化して絆が広がっていく、そんな宇部市が創られていくのだろうと思っています。時代の進歩は休むことなく進んでおり、「DX社会」「Society 5.0」「メタバース」等々の言葉が時代の変化を表しています。
社会の変化が速いスピードで進みつつある環境下ではありますが、『誰もが自分らしく暮らせる地域社会』を目指して、本会がなすべき地域福祉の向上を進めて参りたいと思っています。昨年には地域活動支援センターを開設し、障害福祉サービスに繋がっていない人たちへのアプローチを始めています。また、本会をより身近に知っていただき、感じていただけるよう、オリジナルキャラクターの"うべっぽくん"の着ぐるみとテーマソングを作りました。役職員みんなによる手話ダンスもあります。今後とも、より身近な存在となるよう努力を重ねて参ります。
本年の干支は癸卯(みずのと・う)。これからの成長がみられる年を意味するそうです。つまり、昨年の陰から陽への逆転が新たなる成長へと繋がる年になるのではと期待しています。新年にあたり本会は、行動指針である「あらゆる生活課題への対応」「相談・支援体制の強化」「アウトリーチの徹底」「地域のつながりの再構築」「行政とのパートナーシップ」を基軸として、『誰もが自分らしく暮らせる』をキャッチフレーズに引き続き頑張って参りたいと思っています。
本年も、役職員一同引き続き、皆様の信頼や期待にお応えするため、更なる努力を続けて参りますので、一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げますと共に、皆様方にとりまして、この一年が幸多き年になりますように心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和5年1月4日
社会福祉法人 宇部市社会福祉協議会
会長 有田 信二郎
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