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伝えたい!地域のアクション

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お聴きいただいている方々の笑顔・信頼をめざして

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  • 2025/12/1
  • 真鍋 恭子 
  • ボランティアグループ「音訳ひびきの会」

①活動内容を教えてください。

情報は、障がいの有無に関わらず誰もが平等に受け取る権利があります。
「音訳ひびきの会」は、視覚障がい者の目の代わりとして、宇部市の行政情報を音声化して届けるボランティア活動をしています。主な活動場所は福祉ふれあいセンターのスタジオで、毎月、例会や研修を行っています。以前は「たんぽぽの会」がテープで音訳していましたが、ディジーでCDを作成する必要が生じ、新たに研修を行って平成20年に「音訳ひびきの会」を立ち上げ、17年目を迎えます。

②活動のやりがいは?

「必要な情報を毎月届けてくれて本当に有難う」と視覚障がい者から感謝の声をいただき、とてもうれしく、メンバーのやりがいにつながっています。
さらに、高齢者からも「携帯電話等で広報の音訳版を聴くことができるようになった」と喜んでいただいています。
今後の課題は後継者の育成です。活動の参加者は減少していますが、音訳は継続してきちんと届ける必要があります。私たちと一緒に活動し、後を引き継いでくれる仲間が必要です。音訳に興味がある方、大歓迎です。

③(投稿を見てくれた人へ)メッセージをお願いします。

音訳は、文字や図表などの情報を正確に分かりやすく音声化することですが、正しい日本語で伝えることが重要です。
近年は、障がい者へのICT機器の普及が進み、合成音声の読み上げ技術も向上していますが、一度聴いただけで意味が理解できる音声情報を届けるには人による音訳が不可欠です。そのため、専門家としての自覚と責任を持って活動し、研修をしながら常にレベルアップを図っています。
この記事を見てくださった方も、ぜひ行政情報の音訳版を一度聴いてみてください。

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