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2025/12/18
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山口県立宇部高等学校(校長 縄田 功 先生)普通科2年生の家庭科の選択科目「生活と福祉」で「手話」の授業が行なわれ、コミュニケーション支援室員が3回に渡って講師を務めました。
初回の11月18日(火)は、聴覚障がいの特性に関する説明のほか、聴覚障がい者とのコミュニケーション方法、日本手話と日本語対応手話の違い、聴覚障がい者との関わり方などの講話に引き続き、あいさつの手話表現などを学習しました。
2回目の12月2日(火)は、前回の復習のほか、自己紹介、家族の紹介、好きなもの(好きなこと)、趣味などの手話表現を学習。
最終回の12月16日(火)は、聴覚障がい者に講師を依頼し、手話によるコミュニケーションを生徒に実践してもらいました。
授業を受けた生徒からは、聴覚障がい者と会うことができてよかった、コミュニケーションができてよかったといった感想があり、聴覚障がい講師からは,生徒たちと会うのを楽しみにしていた、手話のみを学ぶのではなく、ろうの文化にも広く関心を寄せてほしいなどのコメントがありました。
「手話」は聴覚障がい者の大切な言語であるとともに、聞こえない人々の文化の中から生まれた大切なコミュニケーションツールです。
若い方たちにはもっと手話に関心をもっていただいて、さらに手話が社会へ浸透していくことを願っています。
コミュニケーション支援室
TEL:0836-35-7608 FAX:0836-35-9093