
毎年9月23日は、「手話言語の国際デー」です。
2017年に国連総会で定められ、手話が音声言語と対等であることや、ろう者の人権を守ることなど、社会全体で手話への理解を広げようという日です。
この日にあわせて、世界各地で建物やランドマークが青く照らされるブルーライトアップが行われます。
青色は、国連や世界ろう連盟のロゴの色であり、世界平和を表すとともに、きこえる人もきこえない人も共につながる瞬間を象徴しています。
私は普段、一人で外出したり何かをすることが好きですが、たまに孤独を感じることもあります。
こうしたみんなで一体となるイベントがあると、どこかの誰かとつながっているような温かい気持ちになります。
場所によってライトアップの期間は異なりますが、今年は様々な場所へ見に行きたいと思っています。
また9月23日当日は、フジグラン宇部で、聴覚障がい者団体や関係団体主催による手話にふれる体験イベントが開催され、本会も共催としてお手伝いさせていただく予定です。
手話を使って少しでもコミュニケーションが取れた時の楽しさや嬉しさをぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
投稿者 コミュニケーション支援室 カニ
「職員のつぶやき」コーナーを開設して約5年9か月、今日で124回目の投稿となりました。
このコーナーの初回を私が担当した際、「ホームページをたくさんの方に見ていただき、様々な福祉情報を発信し、本会を身近に感じていただけるようにしていきたい」と意気込みを綴りました。以来、様々な広報媒体を活用し、本会の活動を多くの方に知ってほしいという思いで発信を続けてきました。
しかし、5年前に実施したアンケートで「宇部市社会福祉協議会を知っていますか?」と質問したところ、知っていると答えた方は61.5%。そして今年、同様の調査をしてみたところ、61.4%という結果でした。若い世代の認知度が特に低いという現状があり、まだまだ広報活動を工夫する必要があるなと感じています。
どうしたらもっと多くの方に知ってもらえるだろう?と考えていた時、姪っ子に「BeRealやってる?」と聞かれました。初めて聞く言葉だったので、すぐに調べてみると、「映えない」リアルな日常を投稿するSNSで10~20代前半を中心に人気だとか。「盛れない」「比較されない」からこそ、特にSNS疲れを感じている人に響くと書いてありました。
この出来事を通して、あらためて感じたのは、時代や世代に合った情報発信の大切さです。市民の皆さんに私たちの活動を「知ってもらう」だけでなく「身近に感じてもらう」存在になれるよう、これからも広報活動に取り組んでいきたいと思いました。
投稿者 総務課 Blue