今年度も、社会福祉士養成課程の相談援助実習として、2名の学生を本会に迎えています。暑い時期での実習となりますが、体調に留意しつつ、彼らにとって実り多い学びの期間となることを願っています。
学生たちの姿を見て、先日参加した自身の学生時代の同窓会を思い出しました。二十数年ぶりの再会でしたが、仕事や生活環境の変化はありつつも、参加者全員の生存を確認できたことが何よりの収穫でした。「次は誰か欠けているかも」といった冗談も交えながら次回の再会を約束し、それが私自身の新たな活力にもなっています。
年齢を重ねるにつれて仕事上のつながりは増えますが、気兼ねなく付き合える友人は、私にとってかけがえのない財産です。同窓会で友人たちと再会し、改めて人とのつながりの大切さを実感しました。仕事を通じた出会いももちろん重要ですが、利害関係なく「私」として付き合える友人との関係は、人生を豊かにする上で不可欠だと感じています。
今回の実習が、学生たちにとって専門職としての成長だけでなく、人としても大きく飛躍する機会となることを心から願っています。彼らが実習を通して多様な人々との出会いを経験し、その中から人生の貴重な財産となるような縁を見つけることを期待しています。
投稿者 総務課 ショーン