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会長の部屋

随想録

2019年09月26日

沖縄(2)

万一の台風に備えて、余裕を持った行程で計画していたため、講演当日まで2日間のフリータイムを活用して、北部にある名護市の先にある本部町で宿泊。リゾート地とあって、ホテルの窓の下にはプールがあり色々な人達(人種)が楽しんでいた。その先には海が広がり、その景色も素晴らしいものだった。遠くには伊江島が見え、平べったい大地の真ん中の大きな山が聳え立つ威容は、初めて見るものだった。翌朝、窓から外を眺めると「雨が降ったのかな?」と思えるようにテラスや庭が濡れていた。でも、雨という予報は無く、真っ青な青空であった。直ぐに、アラブ首長国連邦に居た頃を思い出し、湿度の高い地域では、夜の温度差により朝方にはかなりの夜露が降りる、たぶんそうなのだろうと思った。食事のあと観光に出かけ、今帰仁(なきじん)城跡、古宇利大橋やハート岩、そしてパイナップルパーク等々、北部に点在するスポットを巡った。
昼過ぎには一旦ホテルに帰り、ちょっと休憩した後に有名な美ら海水族館へと車で走った。というか、ホテルの駐車場から右に出てアクセルを吹かそうとすると、直ぐに水族館の駐車場入り口が現れた。「えっ!?」と、正にそんな感じ。宿泊していたホテルの真ん前が水族館の建物だったことを後から知った次第。水族館では、有名なジンベイザメをはじめ、その施設の凄さを感じた。

そうそう、書き忘れてはいけないので、ここで書いておこう。4泊5日の沖縄滞在の間、耳にした音楽は全て沖縄ミュージックであった。宇部では、色々なジャンルの曲が聞こえてくるのが当たり前であったが、そのようなものは全くなく、三線で代表される音のみが耳に入ってくることに、途中から気付いた。

有田 信二郎