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会長の部屋

活動日記

随想録

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2020年05月07日

コロナ禍中の光(1)

コロナウィルス蔓延の影響が、"日常"という当たり前の変革を余儀なくさせている。経済はもとより、個々人の行動・思考パターンにも多大な影響が及んでいる状況下ではあるが、これを変革の機会と捉え、新たなる社会様態への歩みが進むのであろうと思っている。
私の身近で起きている変化について、何回かに分けて書いてみたい。
3月初めから始まった学校休校、子供たちの関わり方に変化が出てきていることを実感している。ある家庭の子供たちのことだが、中学生と小学生の3人兄弟妹がいる。現在の子供たちは、学校や塾、習い事等々、あまり自由な時間がないのが普通という状態ではなかろうか。当該3人の兄弟妹も同様で、学校でのクラブ活動、はたまた地域での剣道クラブ、それに塾やピアノ教室通い等々、それが当たり前のような日々を過ごしていた。ところが、今回の休校以来、それら時間を拘束していた諸々の日課がなくなって彼らに大きな変化が現れてきている。一言でいえば『これぞ兄弟妹』という状態。バラバラであった時間軸が共通のものとなり、当初は「ひまぁ~!」と言っていたものが、だんだん子供たち同士で楽しむという、見ていて微笑ましい状況に変化してきている。初めはバドミントン、そして自治会の公会堂で卓球。庭でキャッチボールもやっていることもある。たまには喧嘩の声が聞こえることがあるが、兄弟妹の絆が徐々に深まってきているのではなかろうか。コロナは大きな禍や行動規制をもたらしてはいるが、その中から学ぶことも多いように感じている。

有田 信二郎
うべっぽ