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2023年06月13日

固体電池

「トヨタが27年にも全固体電池のEV車を投入」という記事が目に飛び込んできた。某新聞のトップ記事だ。トヨタはどちらかといえばエンジン車(燃料はガソリンだけでなく水素も)の温存を目指していると思っていたので、ちょっとびっくりした。この固体電池は、充電に10分くらいしかかからず、航続距離は1200kmと書いてある。EV車の課題であった充電時間と航続距離問題を一気に解決するような画期的技術とちょっと嬉しくなった。車の進化はかなりのスピードで動いており、燃費に関しても20km/Lは当たり前という時代になってきている。自動運転についてもしかり、海外ではIT業界と手を組んで無人運転が進みつつあるようだ。2年後の大阪万博では空飛ぶ車も登場するとのこと。近い将来、車の中は"運転"よりは娯楽を楽しむ空間となるのかもしれない。若かりし頃、ボンネットを開けてエンジン回りをいじったり、タイヤを色々と変えてみたり、カーステレオとスピーカーを付けてカセットテープで音楽を楽しんだりとしていた頃は、車はかなり身近な遊び相手であったが、今ではコンフォートモビリティというのが相応しいものになってきている。車の変化というものは私にとって楽しい夢のようだ。

有田 信二郎