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会長の部屋

活動日記

随想録

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2025年9月9日

次なる人生

今月から後期高齢者の仲間入りをする。昭和25年の戦後間もない頃に生まれ、食べるものがあまり豊富には無かった幼少期。学校に通い始め、中学校に上がった頃には先生が自慢げに乗っておられたマツダキャロルなんかがだんだん見られるようになってきた。学生時代は学生運動の真っ只中、入学早々にロックアウトで半年間学校に通えないという鮮烈な記憶。会社に入ってからはアメリカに追いつけ追い越せとばかりにガムシャラに働いていた若い頃。経済も急成長していた。3040歳代は海外プラントビジネスで世界を飛び回っていた。大きな転機となった障がい者雇用の現場に移ったのはちょうど50歳の時で16年間会社経営に携わった。前期高齢者となった頃には障がい者雇用から少し距離を置き、少し俯瞰的な立場へと変化してきた。その中で本会の会長職にも着任することになった。人生最後のステージとなる後期高齢者という舞台、さてどのような生き様となるだろうか。

有田 信二郎