2022年01月18日
『幸福度ランキング』にふと目が留まった。国連が毎年3月20日の国際幸福デーに発表しているものだそうで、2021年の日本は世界の中で56位という位置付けであった。GDPや健康寿命等の客観的数値は確かに高い日本ではあるが、主観的数値となる「人生の自由度」や「他者への寛容さ」というような指標では低い評価となっていると解説されていた。ちなみに、世界1位はフィンランド、2位がデンマーク、3位がスイス。アジア圏では24位に台湾が載っている。25位、26位にはアラブ首長国連邦とサウジアラビアが続いていた。
「他者への寛容さ」では寄附やボランティア活動が大きな要素であるとも書かれてあった。確かに他国に比べ、我が国は寄附文化が未発達なのかも知れない。ボランティア活動に関してももっと広げて行く必要がありそうだ。G7の一員である我が国、確かに経済面ではそれに値する大国なのだろうが、そこで暮らす人々にとっての幸福度は決して高くはないということ、心に留めおきながら社協としての使命を果たして行かねばと改めて感じた。
有田 信二郎
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