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2025年6月10日

雑記(戦艦陸奥)

戦艦陸奥が謎の大爆発を起こして岩国市柱島近海で沈没、82年前の68日がその日だ。TVでも周防大島にある陸奥記念館の紹介映像が流れていた。同型艦の戦艦長門は日本海軍の旗艦として活躍していたそうだ。長門は終戦後にアメリカに接収され、1946年の原子爆弾実験で二度の核爆発で沈没したとのこと。長門から引き継いで旗艦となったのは誰もが知る"大和"。世界最大の戦艦であり主砲の口径は46cmという圧倒的なサイズだが、船体の鉄の厚みが41cmというのもびっくりする数字だ。分厚い鋼鉄で建造された大和は基準排水量が6万トンを超える巨体の一方、最大速力も27ノット(約50/時)という俊足も持ち合わせており当時の日本の造船技術の高さがうかがえる。
今、世界では紛争があちらこちらで起きている。敗戦後80年という長い間戦争に関与してこなかった我が国であるが、報道で叫ばれている「今を戦前にしない」というキャッチフレーズを堅持して欲しいと願う。

有田 信二郎