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2024年02月20日

雑記(エンジン)

最近、興味本位に自動車エンジンについてちょっと調べてみた。エンジンの中心的存在であるピストンのボア(ピストン直径)とストローク(ピストン上下動距離)の比率だ。以前は高回転・高出力を目的にショートストローク、つまりストローク/ボアが1.0以下というエンジンが多かったと思う。典型的なものはスポーツカーのエンジンのような高回転を目指し、燃費はそんなに重要視しないという方向性。ところが、最近のエンジンのスペック表を見ると、多くのエンジンがロングストローク化している。低回転でトルクが出せる特性を活かして燃費の向上を図っているそうだ。確かに、最近の自動車の燃費数値は昔と比べるとかなり向上している(ハイブリッドやモーター駆動車は別格)。時代の要望で、車も外見だけでなく見えないところも変化しているのだなと感じている。

有田 信二郎