2021年03月16日
先日、市民フォーラムを開催した。テーマは『地域共生社会を考える』で、県内で活動しておられる団体（内、一つは市内の西ヶ丘自治会）の紹介と後半では長谷先生（山口大学）による講演を行った。コロナ禍という状況もあり、初めてオンラインによるリモート参加というやり方を試みたところ、会場参加者を大きく上回るオンラインによる参加をいただけたことは、とても有難いことであった。初めてのチャレンジであるが故に若干のトラブルもあったようだが、一気に距離（と時間）の問題解消にも寄与したように感じている。今までも書いてきたことだが、コロナは時代の変化の時間軸を変えただけだと思う。このフォーラム開催で感じたのは、オンライン（リモート）故の参加し易さ。だからこそ、市内各所から多くの市民の方々に気軽に参加いただけたのだろう。今後、このようなやり方を積極的に取り入れ、一人でも多くの方々に情報の提供をし続けてゆかねばならない。確かに、現状では音声の不明瞭さや時々発生するフリーズ現象、あるいはネット環境の不具合等々、課題もあるが、これらはすぐに解消されるものと期待している。残るは、会場で味わえるリアル感（アナログ感）であるが、これもデジタル技術の進展で解決の方向に向かうと思っている。デジタルとアナログの融合で、今までにないフォーラムの開催ができればと夢見たい。
有田 信二郎
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